手遊び部屋

ベグレリ練習帳・おもちゃ感想置き場。夏休みの自由研究的なノリでお読みください。

ベグレリ初級:練習メモ

要望があったので、続きを書きます。読んでくださり、ありがとうございます。

自分は基本的に以下プレイリストを頼りに、技の練習を行っています。 前の投稿でもメンションしたけど、どちらのプレイリストも、大まかに覚えるべき順に登録されてます。

このブログで紹介している技の大半が、どちらかあるいは両方で確認できるので、チェックしてみてください(逐一リンク貼るとメンテナンスに手間取るので、ご了承ください)。

Aroundsquare(ハイエンドな大手ベグレリメーカー。通称AO2)の製品については、Kumafilms発PV『 Begleri - 2 Beads 1 String 』でご存知の方も多いのではないだろうか。

因みにKumafilmsはスキルトイ各種の超スタイリッシュPV製作で知られているので、興味ある方はチャンネル登録しとくと日々の楽しみが増えるよ。

初級者向けオススメ技

ここからは前回の記事入門メモ 記載技のコツをつかめていることが前提。
基本的にはメンションしたYoutubeプレイリスト順でOKだけれども、ここは個人的に覚えやすかった順に整理してみる。

基本動作

  • One finger roll (ワンフィンガー・ロール):1本指をクルッと回るタイプのグリップ移動。1回のロールで隣の指の隙間に移動する。
    各指でできるようになるには、手がBike Plane ポジションであることが重要。
    ロールに使う指だけを突き出すようにする(筆者はこのために小指と薬指が独立して動かすストレッチや訓練をやった)。
    手の内側に向かった回転をInside(またはUpward) roll 、外側に向けた回転をOutside (またはDownward) roll と呼ぶ。

  • 2 finger rollツーフィンガー・ロール):2本指をグルッと回るタイプのグリップ移動。1回のロールで2つ隣の指の隙間に移動する。
    人差し指と中指(12)のツーフィンガーPistol と呼ばれる。

ポイント: ベグレリを指で挟むときに、指の第一関節の丁度下あたりを持つよう早い段階から心掛けると◎。

応用技

  • Gunslinger (ガンスリンガー):インサイド・ロールの応用。人差し指ロールと微妙なピンチを使った連続技。
    西部劇みたいなモーションでかっこいい(AO2公式チュートリアルのBGMが『夕○のガンマン』調なのが◎)。

  • Pistol (ピストル):ハイグリップ(12)でのツーフィンガー・ロールの別名。手の形がピストルっぽい。 一般的に上方向よりも下方向ピストルが難しい。  

  • Around the World (アラウンド・ザ・ワールド):主にトップグリップ(t・1)とローグリップ(3・4)で手の周りを一周させる技。
    連続技にするとかっこいい。バリエーションもいくつかあるのでチャレンジしてみてください。
    紐は心持ち短いほうがやりやすい。
    筆者は長めが好きなので、ハイグリップ(1・2)とローグリップを交えながら勢いを調節することが多いです。

小技

  • Caged Rebounds (ケージ・リバウンド):2本の指の間を振り子様に往復させる動作。
  • Air Pumps (エアー・パンプ):トップ&ローグリップから、ローグリップだけを離したスイング技。 Air stalls(エア・ストール) と呼ぶ人もいる。
    手の位置移動次第でおもりが空中で静止しているように見える(言葉じゃうまく説明できない)。
  • Slip and Slide (スリップ・アンド・スライド):一端をグリップした状態からもう一端にスライドさせる動作。
    これも技の間に挟むと楽しい。けん玉やってる方には馴染みのあるリズムかもしれない。

オススメコンボ技

  • Easy low top combo : 技の引き出しが増えてきたら、技同士を繋いでみる。

ローグリップからトップグリップ(あるいは逆)に移動する手段を試行錯誤していると、コンボ技ができる。
小技を間に挟むとオリジナリティーが出る。

ついでに新しい技を覚えられる以下コンポもオススメ。

  • wrap, air stalls and weave: 指一本に巻きつけるWrap(ラップ) 、空中静止のAir stall (エア・ストール)Weave(ウィーブ) のコンボ。
    巻きつけたコードを一度解く→前へ投げ出し、空中停止→ウィーブの流れ。
    Musclebones氏のBeginner's Guide to Begleri Manipulation - Part 2Easy combo として紹介されているだけなので、コンボ名は適当です。
    ロールやラダー(連続ロール)のない組み合わせなので、行き詰まった時にやると気分転換になる。
    ウィーブはポイジャグリングする方には馴染みのあるモーションかもしれない。手首の柔らかさが重要。

  • spring, wrap and roll: 主にSpringRoll の組み合わせ。 Wrapに弾みをつけてロールさせるようなイメージ。
     

ロール技は人によってInside/Outside、ラダーはUpward(上方向)/Downward(下方向)のやりやすさが異なる模様。
その連続技であるUp/Down the Ladder は感じをつかむまで3ヶ月以上かかった。
基本技の中では一番ネックになると思うので、別記事に克服方法を書きたい。

未だに下方向Ladderは苦手。できればやりたくない技No.1。
あまりのやりたくなさに、自分はトップグリップから23グリップ*に移動させる際は、
ダブルフィンガー・ダウンロールと上方向ロールを組み合わせてなんとかする癖がついてしまった…。

* t1,12などの指の略称、ハイグリップ、トップグリップなどの詳細は前回記事の「キーワード」参照。