手遊び部屋

ベグレリ練習帳・おもちゃ感想置き場。夏休みの自由研究的なノリでお読みください。

ベグレリ入門メモ

自分の復習用と、ベグレリが何かは知ってるけどなんかできるようになりたい方向けのメモ。
以前作成したベグレリ技 確認シート がベース。 文字列を脳内から生成するのが趣味なので、やたら字数多いのはお許しを🙏

何を用意すればいい?

  • ベグレリ1セット
    1セット=オモリ×2、紐一本。DIYベグレリや筆者愛用は別記する。 Beadは便宜上「オモリ」と表記する(なんかコンテキストにあった良い表現ないのか...)。
    金属製ビーズに紐を通すタイプの場合、予備は欠かせない。
    手芸用の紐ではなく、アウトドア用品のパラコードが主流。強度の関係か。
    2〜4mmが主流だが、オモリに通せればOK。紐が太すぎて通りにくい場合は こちらで紹介されている方法を試してみそ

個人的にはスッキリおしゃれに見える2mmと、4mmの若干平たくて柔らかめな感じが好き。

  • ライター
    パラコードの先端を焼き止め用。 コードはそのままにしておくとほつれていくので、切ったら必ず先端を炙っておく。

    あると便利なもの

  • よく切れるハサミ : 紐を切る用。よく切れなくてかつ左利き用でないと筆者は強いストレスを感じる。

  • クジリ : 工具の一種。きつく締めた紐をほどくのに便利。
    モンキーフィスト型のベグレリを自作する人は重宝するかも。 EDC・ガジェット好きは Marlinspike で探すと楽しい。筆者は Knotterstool by Jig pro を愛用。 

紐の長さ

ベグレリは完全に好み依存(preference based)であるため、「紐の長さは○cm」、「オモリ (bead) は○gm」などの決まり事はない。

紐の長さの目安

  1. 手を軽く開いた状態の人差し指の先から、小指の先までの幅をとってみる。
  2. ベグレリを中指にかけた状態で両オモリの頭が軽く小指に接する位まで短くしてみる。
    →参考 :Begleri Tutorial 1 String length (Beginner)

最初のうちは長めにとっておいて、ちょっとずつ短くしていく方法が紐も無駄にならずに良い。 5mm単位でだいぶ回しやすさが変化する。
ちなみにベグレリは長めの設定をLong game、短めはShort gameと呼ぶ。 基本的にLong gameでやる人が多いみたい。でもお好みでok。

基本動作

  • Rebounds(リバウンド)
  • Finger wrap (フィンガー・ラップ)
  • Slips (スリップ)
  • Grip tranfer (グリップ移動)

ベグレリを持つときに指の第一関節の丁度下あたりを持つよう、早い段階から心掛けると◎。指の付け根に近づくほど、グリップ移動の時に引っかかりやすくなるので注意。
動作を各指ごとにできるようになれば、基礎はOK。 また、手や指のポジション(下記「Bike plane」参照)を意識しておくと良い。
あとは手首のスナップと手の上下振動をちょっとずつ取り入れるうまく回るようになる。というかある日突然うまくなる。
指で紐をしっかり挟めるようになっておくと、ベグレリかぶっ飛ばなくなる。筆者はビビりなので、お布団や座布団で練習した。

参考チュートリアル

Beginner's Guide to Begleri Manipulation
基本動作はこちらでカバー出来るのでおすすめ。動画のリストが推奨順に登録されているので、初めのうちは同チャンネルを順に見ていけば良い感じ。

キーワード

  • t : Thumb 親指
  • 1 : Index finger 人差し指
  • 2 : Middle finger 中指
  • 3 : Ring finger 薬指
  • 4 : Pinky 小指
  • Top Grip (t1) : トップグリップ。親指と人差し指で挟む。
  • High Grip (12) : ハイグリップ。人差し指と中指で挟む。
  • Mid Grip (23) : ミドルグリップ。中指と薬指で挟む。
  • Low Grip (34) : ローグリップ。薬指と小指で挟む。
  • Bicycle Plane、Bike Plane : 腕と手をまっすぐ前へ出し、ロール技に必要な指だけを内側に折り曲げるポジション。 ベグレリが一番回しやすく、チュートリアルの多くはこのポジションが前提。 指同士(特に薬指)が独立して動くようになるまでは慣れが必要。
    Wall Plane :指もまっすぐ前を向いている。やってみるとわかるけど、超プレイしづらい。AO2(Aroundsquare)の初期チュートリアルには多く見られる。

次回は初級者向けの技を復習します。 ( 需要があれば )