(追記あり)雑記&ベグレリ・レビュー方法について
開設から数週間、こうして謎のブログを書いてます。
今回はいつか気が向いたら書くであろうベグレリ・レビュー記事の前フリをしつつ、雑記。
ベグレリ・レビュー形式
ベグレリのレビューは特に難しい。
遊び方の公式ルールは無く、個人の好みに根ざした玩具なので、紐の長さやおもりの重さ・形の「丁度良さ」は人によって違う。大技が好きなのか、細かく速い技が好きなのかでも変わると思う。 ただ、指標になるものを示してくれた方がいるので、ピックアップする。
ベグレリ関連情報は動画や写真など、視覚情報で共有されることが多い。一方、文字ベースでも正確なレビューができるよう、ベグレリのレビュー形式を整えていく動きも出てきた。
Jeremy Mryoyothrower 氏が作成したレビュー・フォーマットを日本語訳し、使わせて頂けることになった。
ジェレミー氏ご自身もヨーヨー・ベグレリショップを運営しており、カスタマーが購入前に知っておきたい情報のツボをガッツリおさえている。 ありがたい…。
形式その1
1. 基本情報:メーカーがデザインを通じて実現したかったこと、 サイズ、重さ、パッケージング、色/素材等 2. 主流ベグレリ(※)とのサイズ比の分かる写真 3. 以下のような個人的な感想 -手に持った時の印象 -手に当たった時の印象 -違う紐の太さで操作した時の印象、一番扱いやすかった長さ -回してみた時の操作性・速さ -やりやすい技(エアリアルなどの大技or小技?) 4. 他のメンバーの感想
※こちらでサイズ比の基準にしているのは以下4つ。
デザインの方向性がバリエーションに富んでおり、Goodチョイス。しかしどんぐりで比較したい気もする。
Kokonutz(MonkeyFinger Designs)
Hydras(Aroundsquare)
MicroMini standard(Aroundsquare )
↑訳注:Microはあくまでウェイト調整用の部品なので、小型ベグレリの代表はMini Standardに変更したそうな。
Fidget Slingers (Rain City Begleri)
いずれも北米圏中心に流通しているが、海外発送可能。現在幾つかのメーカーが日本正規代理店を立ち上げ中とのこと。
フィジェット機能付きの変わり種である4つ目以外は手持ちがあるので、ぼちぼちレビュー予定。
形式その2
1. サイズ、形状、素材 2. パッケージング 3. 重さと重心のバランス 4. オプション(追加のおもりやシリコンリングなど 5. 手に持ったときの感触、当たったときの感触(ものによっては当たると他より痛い) 6. フィジェット要素 7. 適している技 - 7a. ショートゲーム vs. ロングゲーム(コードの長さ) - 7b. 細かい指技と大技のどちらがやりやすいか - 7c. エアリアル、両手技など
形状による分類 (12/2追記)
現在入手可能なベグレリのおもり部分(※)の形状を大まかに分類してみた。
画像は取り急ぎパワポで作ったものをかなりの低画質で出力したけど、雰囲気が伝われば…
個人差はあるだろうが、横から見て底に丸みがあるものは、そうでないものと比べておもり同士をぶつけたり、床に落とし続けた際の痛み方が緩やかな印象…始めてから半年経つ現在も経過観察中。
摩耗や耐久性については素材の他に、アメリカン・クラッカーの様にベグレリを鳴らすスリングスタイルかにも依る気がする。
因みに横から見て角に丸みのないものは、手癖もあるのだろうけど物凄く痛い。
※通常 Beadsと表記されるが、ブログを書き始めた頃からの惰性で、該当する機能の「おもり」を採用してます。
いつか認知力が上がる日が来て「ビーズ」になるかも知れないし、「取っ手」になるかも知れない。
コピー品にまつわる諸問題
ただ、推敲を重ねても「書いたレビュー文を、丸ごと偽物メーカーにパクられ、商品の説明文として流用される」事案がコミュニティーに挙げられていたので、どの程度詳しくかは難しい所。
コピー商品といえば、フィジェットキューブ、ハンドスピナーが流行った時に問題になっていた。Kickstarterで出資を募っていたFidget Cube、Moondrop、Infinity Cube、Think Ink Pen…現物が出資者に届いた頃には、既に模倣品が世に出回ってしまっていた事も記憶に新しい。
ベグレリだって、紐におもりが2個付いているだけのシンプルな玩具。起源をたどれば、昔からあるギリシャの民芸品だ。ホームセンターにあるもので作れるし実際、上手いスリンガーは何を使っても様になる…安いに越したことはないし、模倣品だろうが同じでは?
と言われれば、それもそうなのかもしれない。
しかし、作り手はデザインから素材の選定、ウェイトの調整、仕上げ、試作品の耐久テスト(スリング続けてたら感じるかもだが、耐久性ほんと重要)、改良、ウェブサイトやサポートの運用、販路の確立…自分などには想像もつかないような時間と労力を費やしているはず。
ハンドメイドなら尚更。
個人的には、そうした研鑽・努力を独自に重ねている制作者を応援していきたい。
参考記事 [ハンドスピナーの偽物(粗悪品)と本物(正規品)はどう見分けるの?選び方とおすすめを紹介] (https://goo.gl/oZrrRF) [Fidget Cube(フィジェットキューブ)は偽物で十分!?本物と偽物の差をレビューします。] (https://goo.gl/fpGCDj)
因みにEbayやアマゾン等で1000円前後で買えるものには、それなりの意義があると思う。他社製品のPV動画のスクショを加工して転用している業者が見受けられるのは残念だが‥。
いつかはパクられることを想定して、業者が追いつけないようなスピードで新商品のリリース、イノベーションを続けるメーカーも中にはある。天晴!
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